暴力団と関係のある?地域の大学附属病院に続き 医療法人で

組長収監逃れ:京の拠点病院なのに…患者「裏切られた」

 地域の医療を担う拠点で何があったのか。病気を理由に刑の執行が停止された暴力団組長を巡り、京都府立医大付属病院(京都市上京区)に続き、「康生会 武田病院」(同市下京区)でも虚偽の診断書を作成していた疑いが浮上した。「病院は公正な診断をする場ではないのか」。事実なら刑事司法をないがしろにする行為となるだけに、患者らは不信感を募らせている。

 15日午前9時50分ごろ、患者や病院関係者らが見守る中、京都府警の捜査員らが武田病院の西側通用口に2台の車を止め、段ボール箱を抱えて院内に入っていく。病院関係者が白い幕を広げて入り口をふさぎ、「警察の方以外は入らないで」と叫ぶ。

 「暴力団とつながりがあるのかと思うと怖い」。通院してきた京都市中京区の無職女性(65)はあきれ顔だ。長年、通院しているという京都市右京区の無職男性(75)は「信頼しているので、まさかと思った」と驚き、同区の自営業男性(65)は「裏切られた気持ちがする」と憤った。

 武田病院は1970年10月に開業した。病床は394床あり、1日の平均外来患者数は約570人。救急搬送の受け入れも年間5000件超で、不整脈や糖尿病などに対する25の専門外来も展開している。14日に強制捜査を受けた府立医大病院とも連携関係にあり、地域の中核病院の一つとなっている。


京都府警が家宅捜索に入った康生会武田病院=京都市下京区で2017年2月15日午前10時18分© 毎日新聞 京都府警が家宅捜索に入った康生会武田病院=京都市下京区で2017年2月15日午前…
 武田病院の担当者は「現状では何も答えることはできない」と話すが、京都府の医療政策に携わる職員は「事実ならば許し難い。京都府の医療全体への信頼を揺るがすことになる」と憤る。別の職員は「捜査の状況が分からないが、府内全域の医療を担う中核病院なのに、こんな事態になるとは」と困惑を隠さない。

 拠点病院への相次ぐ家宅捜索という異常事態。京都府立医大付属病院を巡っては、降圧剤のデータ改ざん問題や精神保健指定医の取り消しなど、不祥事が相次いでいる。付属病院が関連する医療機関に勤務経験のある医師は「今回のことをきっかけに改革されてほしい」と願った。

 今回の事態を受け、武田病院は15日午後にも記者会見をする見通しだ。

2017年2月15日
毎日新聞より引用

地域医療の安全貢献すべて欺瞞

地域の皆様への配慮は?

KF1
[ 2017/02/15 18:23 ] 建築紛争 | TB(-) | CM(-)