診断書偽造 組長収監逃れ 京都府立医大また不祥事 府警捜索、患者ら困惑


診断書偽造
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組長収監逃れ 京都府立医大また不祥事 府警捜索、患者ら困惑

毎日新聞2017年2月14日 大阪夕刊

腎移植をはじめ、高度な医療を提供する病院として全国的に知られる京都府立医大付属病院(京都市)に14日、京都府警の捜査のメスが入った。実刑が確定した指定暴力団・山口組直系の「淡海(おうみ)一家」総長、高山義友希(よしゆき)元被告(60)を収監させないため、医師が虚偽の診断書を作成したとされる事件。公立で医師の養成機関でもある病院でなぜ、暴力団との癒着が疑われる事態が起きたのか。患者たちは驚きと困惑の表情を見せた。


 府立医大病院には同日朝から多くの報道陣が詰めかけ、学長室がある本部棟の玄関前では、腕章を着けた病院職員が関係者以外を施設内に入れないよう警戒にあたった。午前10時過ぎ、捜査車両が地下駐車場に到着。段ボール箱などを持った捜査員が捜索を始めた。

 京都府立医大を巡っては、2013年にも降圧剤「バルサルタン」の新たな効果を検証する臨床研究でデータ改ざんが見つかり、問題となった。昨年10月には精神障害者の強制入院を判断する「精神保健指定医」の資格取得を巡り、診断にあまり関わりのない症例を使って資格を虚偽申請したなどとして、厚生労働省が医師ら8人の指定を取り消した。

 通院している京都市中京区の無職男性(71)は「しっかりした病院だと思っていただけに残念。不祥事が続くのは、大学の体質も関係しているのではないか」と話し、60代の無職男性は「暴力団とつながっているという疑惑が出ること自体、病院にとっては致命的。コンプライアンスがなっていない」と憤った。

 吉村了勇病院長は14日朝も毎日新聞などに対し、診断書偽造への関与を否定。「警察や検察にも話を聞かれていない」と述べた。

毎日新聞より引用
[ 2017/02/15 10:42 ] 建築紛争 | TB(-) | CM(-)